プログラミングの勉強が嫌いな方…「誰か教え」てって
なぜ、「プログラミングの勉強が嫌いになるのか」
私の場合ですが、難解な用語や説明ばかりで、頭に入ってこなくて、眠くなったり飽きたりしてしまうのです。将来の仕事のネタなので、やらなければと思っては止めての繰り返し。「実践すればできる」という思い込みが強かった私は、勉強中心から実践中心に切り替え、まさに「背水の陣」状態にしたのです。
※「アセンブラ」ではなく、「機械語」です。当時のミニコンは16BitCPU。実務プログラムは紙テープからロードします。前面のパネルに（Bitに対応した）16個のSWがあり、ここから直接プログラムをエントリーすることもできました。まさに、1/0の組み合わせでプログラムを作ったのです。
こんなことをやっていました
- 受けた仕事に新しい言語（C言語）で挑戦・・・逃げ道を塞ぐ
- 設計して、それを実装して、納品して、保守をして
- マイナーなリアルタイムOS（OS-9）を使って
→MS-DOSベースの- 市販データベースのソースコードを購入して移植
- GUIフレームワークのソースコードを購入して移植
- シーケンサーとの通信、製造指示と実績管理、レーザープリンターへの印刷
※当時、Windows3.0時代。使えるかどうか見定め中だった。C言語黎明期。
今思うと、結構無茶をやっていたように思います。コーディングとデバッグを行いなからの勉強でしたが、結構楽しんでやっていたんじゃないかと。
成功しました…小さな成功を積み重ねながら
このように「実践の中で学ぶ」ことで、言語技術、もの作り技術を深めることができました。この方法、結構「理にかなっている」かなと思っています。なぜなら、「できなければ終わり」という背水の陣を敷いたからです。「教本」中心から、実務（もの作り）中心へシフトすることで真剣になります。後戻りなんてできません。わからないところは、教本を（眠くなるどころか）むさぼり読んで、試してを繰り返してできる方法を見つけていました。集中力を身につけることもできました。
残念ながら皆様へはおすすめしません
この方法、前提となる意識（自発的、自律的）、知識、経験が異なる皆様に押しつけても、失敗する可能性が高いです。客観的にみると、高い自発心、自立心が求められるし、それなりの知識や経験がないと、それこそ放浪することになりそうです。こういう方法もあるという一例と考えてください。
でも、これをベースにアレンジして初心者でも「実技中心」にシフトすることができるんじゃないかと思います。
可能性が感じられる「プログラミング習得トレーニング」方法！
結局、プログラミングはもの作りです。動いて使えるプログラムが作れて一人前。退屈で面白みのない言語仕様から勉強しても、動いて使えるプログラムを作り上げる事は（私見）絶対にできないと断言します。私は、結構「単語」を気にしていまして、「習得」を重視しています。「勉強」「学習」は、座学的な意味合いが強いからです。知と技と考を身につける「習得」に固執します。
プログラムを作るためには必要な手順を大雑把に分類すると
- 何を作るのか（必要となる思いや背景とは）
- どう作るのか（どんな環境でどう使うのか）
- 正しく機能しているか（求める結果かつ誤作動や停止しないか）
これが大前提。その上で、見た目のデザインや統一感、使いやすさ、わかりやすさを考慮して、全体のデザイン（いわゆる設計）を行い、実装して、テストするという流れになります。小さなプログラムは簡単だと吹聴するする人（慣れてきて、頭の中である程度構築しているのに気が付いていない）がいますが、これはどんなに小さなプログラムであっても同じです。
わからないまま、闇雲にやっていては、効率も品質も悪く、時間の無駄です。これらを踏まえて、「もの作り」のための誰でもできる習得トレーニング方法を考えてみました。
プログラミングが好きになる習得方法とは…
蛇足
「もの作り」や何かを習得することに興味のない方は、もっと違う方面に力を注いだ方がいいと思います。が、プログラミングが必須事項であれば、逃げるよりも追いかける方がいいと思いませんか？